ピティナ全国決勝大会
ピティナ全国決勝大会に行ってまいりました。
ピティナピアノコンペティションは、世界でも
最大規模の参加者を誇る大きなコンクールですが、
毎年3月1日に課題曲が発表になってから、6月の
地区予選、8月の本選、全国決勝大会と、長い人で
半年近くにわたりピアノ生活を占領するその内容も
大きなコンクールです。
今年は教室からの参加者も増え、我が家の子供達も
ふたり挑戦し、てんやわんやで悲喜こもごもで、
今年もかけがえのない夏になりました。
無邪気に全国大会を目指していた息子(11歳)は
本選で見事に失敗し玉砕。涙も出ないほどでしたが、
ある日FAXが届き、何と私が新人指導者賞を受賞
したので全国大会表彰式においでくださいとのこと。
教室の生徒さん達が頑張ってくださったおかげで
私だけが全国に行くなんて、有難いやら恐縮やら
勿体無いやら申し訳ないやらでしたが、ぜひとも
応援したかった人もいて、色々の思いを振り絞って、
行ってまいりました。
A1級(小2以下)@浜離宮朝日ホール、
C級(小6以下)@ヤマハホール、
グランミューズ(大人)@王子ホール
を観戦し、大興奮。
ここに来るための切符をかけた異様な雰囲気の
地区本選とは違い、決勝の場はどこか和やかで
祝福されたムードも漂いつつ、曲のボリュームも
増えリサイタルさながらの聴き応え。今年一緒に
頑張った身近な人たちの色んな演奏を思い出して
熱くなり、時間があっという間に過ぎました。
翌日の今日が表彰式@ホテルニューオータニ
華やかで眩しくて憧れの方々が一同に会し、その
熱気と濃さには、くらくらしました。
くらくらしながら、長かった今年のコンペも全て
終わり、何度も励まされ何度も力をもらった生徒
さん達の笑顔と、何度も泣き何度も心折れぶつかり
あっては仲直りした息子のことを思い、ここまで
私を引き上げ連れてくださった恩師の先生と、
家族のことを思い、皆さんに感謝でいっぱいで、
とりあえずお土産いっぱい買って、帰ってきました。