ぴあのわ2015
昨日の日曜日、おきらくサロン弾き合い会
『ぴあのわ』を開催いたしました。
ぴあのわは、お友達のピアノの先生と合同で
特に大人の生徒さんが気楽に弾き合いっこが
できる場をと企画したもので、今年で二回目に
なります。子どもさんの参加者が増えたので
『こどもぴあのわ』を初開催いたしました。
会場はいつも素敵なフェルベールさん。
とても弾きやすく、軽くてよく鳴ってくれる
おなじみ竹田さんによる調整のピアノ。
今回はお土産にそれぞれの演奏された作曲者に
まつわるカードを添えてみました。
ベートーヴェンは、 私は運命に立ち向かう と言っています。
老若男女、ただピアノを囲んで輪になって
気楽に弾き合う会です。
最年少の女の子、
最年長の男の子(息子…)、
御年◯歳の人生の大先輩、
ホルンとのアンサンブル、
中年男子の連弾、
中年女子も連弾、
メインは、ケーキタイムなので…
今年も、とにかく楽しく過ごしました。
終わって、反省材料の多さにまた一晩
落ち込みましたが、やはり私が一番
楽しかったものと思います。
音楽を誰かと共有するということには、
人智を超えたよろこびがあります。
何のために、ピアノを弾いているのか。
ほとんどの人は、ピアニストになるために
弾いているわけではなく、音楽という空気の
振動に心がふるえるからピアノを弾いている
のでしょう。
初心者の方も、上手な方も関係なく、同じ
ように心のふるえを感じており、そのふるえが
誰かと一緒に合わさることのよろこびは、何物
にも代え難く、私はそのためにピアノを弾き、
生徒さんたちとのレッスンに生き甲斐を感じ、
そのような場をつくるために生きているのだと
思うことがあります。
先日、ある尊敬する先生のお話で、
「テロリストをつくりたかったら、森の中で
誰とも会わせず、何も音楽を聴かせずに10年
暮らさせることだ」という逸話を伺いました。
音楽は、命に関わるものではないから…とは
言いますが、きっと心に関わるものなのです。
というわけで、ぴあのわに関わってくださった
すべての皆さんに心から感謝申し上げます。
参考映像:
・中年男子による連弾『剣の舞』
中年女子による連弾『ティコ・ティコ』
・面白い曲です!ラグタイムとショパンが
お好きな方はぜひ弾いてみてください
『ショピナータ』