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ギドン・クレーメル×リュカ・ドゥバルグ デュオリサイタル(1)

2016年6月8日

ギドン・クレーメル×リュカ・ドゥバルグ
デュオリサイタル@サントリーホールに行って
きました。
これまで散々ルカと言ってきましたが、今後
日本では実際の発音に近いリュカ、と呼称を
統一するそうです。
IMG_5190.JPG
今回の来日プログラムは
——————————-
6月6日 サントリーホール「アナザー・ロシア」
ワインベルグ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 op.126(クレーメル )
メトネル:ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調op.5 (ドゥバルグ )
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調op.134(デュオ)
——————————-
6月7日 サントリーホール
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタト長調 (デュオ)
ラヴェル:夜のガスパール (ドゥバルグ)
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第5番op.27-5(クレーメル)
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 (デュオ)
——————————-
IMG_5192.JPG
6月5日には兵庫県立芸術文化センターも
ありましたがピアノソロはなく、お目当ては
7日の、夜のガスパール。
今後リュカ・ドゥバルグがピアニストとして
名を残していくならきっと彼の代名詞になる
はずのラヴェル『夜のガスパール』日本初演を
どうしても観ておきたかったです。
グールドのゴルドベルク変奏曲、ブーニンの
仔犬のワルツ、ドゥバルグのガスパール、と
いう具合に。

IMG_5193.JPG
ヴァイオリ二スト、ギドン・クレーメルは、
御歳69の巨匠です。うちのピアノがお世話に
なってる調律師さんによると、クレーメルは
凄い、衝撃だ、あの音は異次元だ!と手放しの
賞賛で、これは一生聴けないかもしれない競演、
毎度のことながら 迷わず 思い切って、家族を
置いて行かせてもらいました。

サントリーホールの芳醇な木の匂いがほんとに
好きです。8割ほどの入りか、華やかな盛況ぶり
です。
IMG_5178.JPGサントリーホール内部は撮影禁止です

ほぼ、ど真ん中の席。デュオのときピアニストの
顔がヴァイオリンと譜面台に少し隠れましたが、
音響はたぶんベストポジションだったでしょうか。

19時を少しだけ過ぎて開演、クレーメルは光沢の
ある紺色のオリエンタルな詰襟、リュカはいつも
のラフなスーツ姿でにこやかに登場し、互いに
親密に目線を交わし、信頼し合っているように
見えましたが、カトリックの神父さんと悩める
青年みたいでもありました。

1曲目ラヴェルのデュオは、フレーズのはしばしで
フランス的に口をつぐむような発音、決して声を
荒げない対談のように知的で、大事なことは敢えて
ぼそぼそしゃべるような弱音の美しさに込み上げる
ものがありました。
この日の曲はフランス語圏のプログラムでしたが、
だいたい、クレーメルとリュカがもともと持って
いる声というか、求める質感が同じ気がしました。
ピアノとヴァイオリンで、鳴らし方は全然ちがう
はずの楽器なのに、見事に溶け合っていて、
なんでこんなパス(音)が出せるんや!
と漫画スラムダンクのようなせりふが出てきます。
前日のロシアものはどんな音だったのだろう‥

つづいて前半の最後に、リュカのガスパール。

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