ピアノひみつ道具〜練習のつらさをやわらげる処方箋
ピアノでもなんでも、優れた技術の習得に
ついてまわることに”練習”があります。
練習、楽しいでしょうか。
正しい練習ができているでしょうか。
先生と一緒ではできたのに、家に帰ったら
できないとか、せっかくできていたのに
復習する時間がなくて忘れてしまったとか、
そもそもほんとは分かってなかったとか、
よくあります。
指導者が正しく教えるのは当然のこととして、
それがなるべくわかりやすく、なるべく
印象に残る方法で伝わると良いなと思います。
できるまで何度もくりかえす反復練習も、
なるべく疲れないように飽きないように、
常に新鮮で前向きな気持ちで取り組めるのが
理想です。良い音にもなるというものです。
人は、つらいと思いはじめたら、疲れます。
やる気と集中力が削がれるので、よけいに
できなくなって悪循環です。
全てが上手くいってるときは、
大して意識しないものだ
ピンチに立たされたとき
2倍3倍になって襲いかかってくる
それが疲労だ
(『スラムダンク』田岡監督の言葉より)
ピアノを学んでおられる方が、少しでも楽に、
なるべく疲労を感じないで、しかも効率的に
上達する方法があればどんなにいいでしょう。
私も試行錯誤の毎日で、うまくいくことも
あるし、いかないことのほうが多いですが、
その実験例をご紹介していこうと思います。
ドラえもんのひみつ道具のような感覚で、
最初は新鮮かもしれませんが、便利なものも
役立たないものもあり、人によっては全く
効果のないものもあると思います。
でももしかしてその中の一つが、どこかの
どなたかのお役に立つかもしれないし、
何かの楽しみのヒントになるかもしれない、
それを自分の励みとさせていただき、また
新たなものをつくる糧にさせていただければ
と考えるに至りました。
お時間がございましたらご参考ください。
レスナーの方からのご意見もぜひお待ち
しております。