第6回バッハコンクール
春風の吹いた週末は、日本バッハコンクールの全国大会に出かけてきました。
生徒さん4人と娘と息子、6人の応援と付添いを理由に、都心の一流ホールを4カ所はしごできるという垂涎の2日間でした。
浜離宮朝日ホール@築地市場、
よみうり大手町ホール@大手町、
トッパンホール@江戸川橋、
王子ホール@銀座、
こんな名立たる素晴らしいホールで弾けるなんて誠にうらやましい限りです。でもそれに見合う努力を数ヶ月重ねて、それに見合う力をつけてきた方たちばかりが出場できるわけなので、むしろこの豪華な場がふさわしいものだなと、4会場を観戦して納得させられてきました。
日本バッハコンクールは、大バッハの曲に限らずバロック期の作品が課題曲になります。
私の周りでは一人を除いてみな初参加でしたが、一般的にわりと子供たちには敬遠されやすいか流されやすいバロック作品を、課題曲の1曲に深く集中して学ぶことで、難しさの向こうにある
バロックの面白さに触れることができ、とても有意義な機会だと思いました。
そんな皆の結果は今回も悲喜こもごもありながら、生徒さんのひとりが奨励賞、うちの子供たちはふたりとも金賞をいただいてしまいました。
全く身に余る大きなトロフィーでした。
うちでは本当に練習をさぼることしか考えないどうしようもない子供たちですが、まだピアノをがんばる道にいていいのだと、ピアノの神様に少し許され、励まされたような思いでした。
私もまだまだ、もっともっとがんばらなくてはと思いました。